先生と学ぶ!配当利回りを“木の成長”でカンタン理解
はじめに
先生「もっちー、もし配当金で月5万円の「水道光熱費」や「サブスク代」がまかなえたら嬉しくない?」
生徒(もっちー)「うん!夢みたいだけど、どうやって計算すればいいの?」
配当利回りを学ぶと、あなたの“お金の木”がどれだけ実をつけるか、一目でわかるようになります。今回は、配当利回りの定義から注意点まで、先生と一緒に“木の成長”に例えて楽しく学んでいきましょう。
対話①:配当利回りって何?
生徒(もっちー)「先生、そもそも配当利回りって何ですか?」
先生「配当利回りは『年間に受け取る配当金 ÷ 株価 × 100』の式で表す、株主還元の割合だよ。
配当利回り(%)= 年間配当金 ÷ 株価 × 100
例えば、株価1,000円で年間配当金が50円なら、5%の利回りだね。」
対話②:木の成長でイメージしよう
先生「ここからは木に例えてみよう。
- 苗(投資元本) がしっかり育つと → 木の太さ(株価) が大きくなる
- 木の太さ に対して、どれだけ 実(配当金) がつくかが『利回り』なんだ」
生徒(もっちー)「なるほど!木が太くなると実が負担なく育つんだね」
先生「そう。枝が細いまま実をいっぱいつけると…
- 増配 は『枝が広がって実が増える』イメージ
- 減配 は『台風で枝が折れ、実が少なくなる』イメージ
- 倒産リスク は『木が枯れて根からダメになる』イメージだよ」
対話③:計算演習
生徒(もっちー)「じゃあ実際に計算してみます!」
- 例①
- 株価1,000円 → 木の太さ1
- 年間配当金50円 → 実50コ
- 利回り=50 ÷ 1,000 ×100 = 5%
- 例②
- 株価2,500円 → 木の太さ2.5
- 年間配当金75円 → 実75コ
- 利回り=75 ÷ 2,500 ×100 = 3%
先生「エクセルで計算するときは、セルに =配当金/株価*100
と入れるだけでOKだよ」
対話④:高利回りのリスク
生徒(もっちー)「先生、細い枝に実をたくさんつけると危ないってお話でしたよね?」
先生「その通り!」
- 低い株価に大きな配当(細い木に大量の実)は、枝が折れるリスクが高い。
- 企業の業績が悪化すると減配や倒産につながるから注意が必要だよ。」
チェックポイント
- 配当性向(利益の何%を配当に回すか)
- 財務健全性(自己資本比率やキャッシュフロー)
まとめ&アクション
- 配当利回りの定義 を理解しました♪
- 木の成長 で配当利回りをイメージ化しました♪
- 高利回りリスク にも気をつけることを学びました♪
今日のアクション:
- 自分の保有株で「木のイメージ」を試してみよう
次回は、具体的な銘柄選びの3ステップを学びます。もっちーと一緒にチャレンジしましょう。